知っておきたい投資信託の基本用語
投資には、専門用語がたくさん出てきます。
ある程度の専門知識と、それにかかわる専門用語を知っておくと安心ですね。
ただ、最初から頑張って覚える必要はないです。
やっているうちに覚えるので大丈夫です。
投資信託の商品について
投資信託は、約6000以上の商品があると言われています。
そして、それらの商品名のことを「銘柄」「ファンド名」などと、
いろんな言い方、呼び方をすることがあります。
例えば、
楽天ー楽天・全米株式インデックス・ファンド
(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
これが商品名ですね。銘柄名、ファンド名とも言います。
商品名を見ると、このファンドの投資先などが、大体わかります。
楽天・全米株式インデックス・ファンドの場合、アメリカの株に投資しているんだな〜とわかります。そして、これを運用している会社が楽天、つまり「楽天投信投資顧問」だとわかります。
基準価額ってなに?
聞き慣れない言葉かもしれませんが、基準価額とは、ファンド10,000口あたりの価格のことです。
投資信託は、その日の株式相場が終わった後に基準価額の計算がされて決まります。※株式相場が終わるのは、午後3時です。
楽天・全米株式インデックス・ファンドの場合、
2020年3月13日の基準価額は9,224円です。
投資信託には、口数、積立、スポット(金額)で買う方法があります。
オススメは、やはり積立です。
積立なら、9,224円を一度に払わなくても、100円からでも購入することができるからです。
純資産とは?
純資産、または純資産額は、このファンドの規模を表す数字になります。
純資産額から、基準価額を計算するのに使われるとても大切な数字でもあります。また、運用成績と資金流出入でも変わってきます。
人気のあるファンドだと、買う人が増えて資金が増えることがあります。
人気があるファンドでも、運用成績が奮わないと資金が減ることもあります。
注意点として、この純資産額が低すぎると「繰上償還」と言って、強制的に運用が終了することがあります。
それを知るためにも、投資信託を購入する時は必ず「目論見書(もくろみしょ)」を読んでおく必要があります。
「目論見書」や「運用報告書」を適当に読み飛ばすと後になって、知らなかったでは済まないことも出てくるかもしれません。