誰でもわかる「投資信託」
投資は怖い?
投資は怖い、投資はギャンブルだ!と思っている人もいらっしゃるでしょうか。
損をするのが嫌だからやりたくない。
それも選択肢の1つだと思います。
実際にあなたの周りの人で投資をしている人はいますか?
実際に投資をしている人の話を聞いたことがありますか?
投資について、よく知らない人の方が怖いイメージを持っているようです。
正しい知識を身につければ、投資は怖いものではありません。
難しそうというイメージを持っている方でも、正しい知識を持てば
比較的チャレンジしやすく、投資、運用が出来るのが投資信託かもしれません。
投資信託とは
わかりやすく簡単に説明すると、
投資家からお金を集めて → 資産運用のプロが → 株式や債券などに投資をして、運用してお金を増やしてくれるのが「投資信託」です。「投資信託」はファンドと呼ばれることもあります。
投資信託の良いところ
投資のプロが代わりに運用
株に詳しくなくても、代わりに運用してくれます。そして利益が出れば、分配金として還元してくれます。
また、投資対象は株だけではなく、債券や不動産、そして日本国内だけではなく、海外の株や債券、不動産までが投資対象になります。
投資金額は100円からでもOK!
毎月積み立てる積立投資なら、100円から投資を始められる商品もあります。だから投資はお金持ちじゃないと出来ない、というのは昔の話です。最初は少額から始めて、慣れてきたら積立金額を増やしていけばいいのです。
分散投資でリスクを回避
分散投資をすることで、リスクを軽くすることに繋がります。
- 一度に買わずにタイミングを分けて買う「時間分散」
- 投資対象の異なる地域、商品に分ける「銘柄分散」
- 短期的ではなく、長期的な視点を持つ「長期投資」
リスクのコントロールには、特に重要なカギとなります。
投資信託のリスクとは?
投資にはリスクがつきものです。リスクを取るからリターンが得られるのです。
投資信託には、下記のようなリスクがあります。
- 価格変動リスク
→投資信託に組み入れられている株式や債券等の値上がりや値下がり - 信用リスク
→株式や債券の発行体が将来存続しているか、破綻しているかのリスク - 為替変動リスク
→為替レートの動きによって投資信託の値段が上下するリスク - カントリーリスク
→国ごとの信用リスクを評価する
投資信託は、購入時、保有時、売却時に手数料が発生する場合があります。また、商品によって手数料が異なるため、購入時に確認することが重要です。
投資信託の仕組み
投資信託は
- 販売
- 運用
- 資産の保管
それぞれの専門の会社が、その役割を担って成り立っています。
販売は「販売会社」である証券会社、銀行などになります。
投資信託を買えるのは、販売会社からになります。
今は手数料の安いインターネット証券が増えていますね。
販売会社を通じて、投資家から集めたお金は、資産管理が専門の
「信託銀行」が保管、管理をしています。
そして、集まったお金を運用するのは「運用会社」です。
どこに、どうやって投資するかを考えて商品(ファンド)を作っています。
とても重要なところですね。
この「運用会社」が「信託銀行」に指示を出して
投資を実行、実際に株や債券を売買することで、投資信託は成り立っています。
専門の会社が、専門分野を担っているので、投資信託は3つの会社が一度に倒産することはあまり考えられないので、リスク分散にもなります。
投資信託を選んで売買する時のポイント
- 投資信託の種類や特徴を調べる
- 基本事項を確認しながら商品を選ぶ
- 売買の方法や費用について調べる
まとめ
実際の運用はプロがしてくれるので、投資商品を選んで、毎月の積立と、時間をかけて長期で運用することが大切なポイントになります。
そのためには、将来のお金の計画を立てることと、投資についての知識を、もう少し深めることです。
投資の知識と忍耐力、時間を味方につけさえすれば、怖いというよりも頼もしく、資産が増えていくことで人生の楽しみが増えることは間違いありません。